はじめに:その憧れ、ハビタットが横浜で形にします
「リビングのソファから、磨き上げた愛車を眺める」
「雨の日でも濡れることなく、子どもをチャイルドシートに乗せられる」
「週末は友人を招き、ガレージで心ゆくまでバイク談義に花を咲かせる」
横浜・神奈川・東京エリアで注文住宅をご検討中の車好き、バイク好きのあなたなら、一度はそんなビルトインガレージのある暮らしに憧れたことがあるのではないでしょうか。
ビルトインガレージは、単なる駐車場ではありません。それは、あなたのライフスタイルを豊かにし、家族との時間をより特別なものに変える「趣味の空間」です。しかし、その一方で、設計の自由度が高い注文住宅だからこそ、「費用はどれくらいかかる?」「居住スペースが狭くならないか?」「後悔しないためのポイントは?」といった疑問や不安も尽きないはずです。
この記事では、横浜・神奈川・東京エリアで数々の「特別な住まい」を手掛けてきたハビタットが、ビルトインガレージのメリット・デメリット、気になる費用、そして絶対に後悔しないための設計ポイントを徹底解説します。
きっと、あなたのビルトインガレージへの憧れは、実現可能な具体的な計画へと変わっていることでしょう。
ビルトインガレージとは?基本的な知識をおさらい

ビルトインガレージとは、建物の1階部分など、建物内部に駐車スペースを組み込んだガレージのことを指します。「インナーガレージ」とも呼ばれ、シャッターやドアを設置することで、独立した空間として利用できるのが特徴です。

敷地内に別途カーポートを設置する場合と異なり、建物と一体化しているため、土地を有効活用できるという大きなメリットがあります。特に、土地の価格が高い横浜や東京といった都市部において、非常に合理的な選択肢と言えるでしょう。
愛車家が語る!ビルトインガレージの4つのメリット
なぜ、これほどまでにビルトインガレージは車好きの心を惹きつけるのでしょうか。ここでは、その主なメリットを4つご紹介します。
メリット1:愛車を雨風・紫外線・盗難から完全に守る
屋根があるだけのカーポートとは異なり、壁とシャッターで四方を囲まれたビルトインガレージは、あなたの大切な愛車をあらゆる脅威から守ります。
- 雨風や紫外線による劣化防止:
酸性雨や紫外線は、車の塗装を傷める大きな原因です。ガレージ内に保管することで、美しい状態を長く保つことができます。 - 盗難やいたずらの防止:
シャッターを閉めれば、外部から完全に遮断されるため、高級車や希少なバイクも安心して保管できます。防犯性が格段に向上します。 - 飛来物からの保護:
台風などで物が飛んできても、車が傷つく心配がありません。

メリット2:天候に左右されず、乗り降りや荷物の積み下ろしが快適
ビルトインガレージの大きな利点は、家の中とのスムーズな動線です。
小さな子どもがいるので、雨の日の乗り降りは本当に大変ということも。ビルトインガレージにしてからは、雨に濡れることなく子どもを乗せられ、買い物帰りの重い荷物もすぐにキッチンへ運べるので、ストレスが軽減します。
特に、小さなお子様がいるご家庭や、買い物の頻度が高い方にとって、そのメリットは計り知れません。

メリット3:居住空間と趣味の空間が一体化する特別な時間
リビングや書斎からガラス越しに愛車を眺める。これは、車好きにとって最高の贅沢ではないでしょうか。
- いつでも愛車を身近に感じられる:
天候に関わらず、いつでも好きな時に車やバイクの手入れができます。 - インテリアとして楽しむ:
美しいフォルムの愛車は、それ自体が最高のインテリアになります。ライトアップすれば、まるでショールームのような空間を演出できます。

メリット4:メンテナンスからDIYまで!多目的に使える「もう一つの部屋」
ビルトインガレージは、駐車スペースとしてだけでなく、多目的な趣味の空間としても活躍します。
- DIYやメンテナンスの作業場として:
天候を気にせず、思う存分DIYや車のメンテナンスに没頭できます。 - アウトドア用品の収納・手入れ場所に:
キャンプ用品やサーフボードなど、かさばるアウトドアグッズの収納に最適です。汚れて帰ってきても、室内を汚さずに済みます。 - 子どもの遊び場やトレーニングスペースとして:
天気の悪い日でも、子どもが安全に遊べるスペースになります。トレーニング器具を置いて、プライベートジムとして活用するのも良いでしょう。 - 友人たちとの憩いの場として:
仲間と集まって楽しんだり、バイクを囲んで語り合ったりと、コミュニケーションの場が広がります。
注意点:固定資産税が安くなる可能性があるときいたのですが…
ビルトインガレージには、建物の延床面積の5分の1を上限として「容積率」の計算から除外できる特例があります。しかし、これは建築基準法上の制度であり、地方税法に基づく固定資産税の計算とは関係ありません。
固定資産税の計算では、ビルトインガレージも課税対象の床面積に含まれますので、計画の際にはご注意ください。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、必ずしもすべてのケースに当てはまるとは限りません。固定資産税の評価は市町村が法律に基づき個別に行われるため、詳細は必ず設計を依頼する会社や自治体の税務担当課にご確認ください。なお、本記事の内容に基づいて生じた不利益や損害について、弊社では責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
▶固定資産税については総務省「固定資産税」をご確認ください。
後悔する前に知っておきたい3つのデメリットと対策
魅力的なビルトインガレージですが、設計段階で注意しないと後悔に繋がる可能性もあります。ここでは、代表的なデメリットと、それを克服するための対策をご紹介します。
デメリット1:1階の居住スペースが狭くなる
【後悔の例】
「ガレージを優先した結果、1階にLDKを配置できず、生活動線が悪くなってしまった…」
【対策】
1階部分の多くをガレージが占めるため、他の居住スペースが圧迫されるのは事実です。しかし、これは設計力で十分にカバーできます。
- 3階建てにする:
2階にLDK、3階に個室を設けることで、十分な居住スペースを確保できます。 - スキップフロアを活用する:
中2階などを設けることで、空間を立体的に活用し、開放感と実用性を両立させます。 - 設計の工夫:
廊下を減らすなど、無駄なスペースを徹底的に省くことで、居住面積を最大化します。
デメリット2:騒音・振動・排気ガスの対策が必要
【後悔の例】
「シャッターの開閉音が寝室に響いて目が覚めてしまう…」
「ガレージの排気ガスの臭いがリビングに入ってくる…」
【対策】
エンジン音やシャッターの開閉音、排気ガスは、快適な住環境を損なう原因になります。以下の対策が不可欠です。
- シャッターの静音性を高める:
開閉音が静かな電動シャッターを選ぶことが重要です。 - 寝室との位置関係を考慮する:
ガレージの真上や隣に寝室や書斎を配置するのは避けるべきです。 - 換気設備を充実させる:
24時間換気システムや、大型の換気扇を設置し、排気ガスが室内に流入しないようにします。 - 気密性を高める:
ガレージと居住空間の間の壁やドアの気密性を高め、音や臭いの侵入を防ぎます。
デメリット3:強度・耐震性への配慮が不可欠
【後悔の例】
「大きな開口部があるため、地震の時の強度が心配…」
【対策】
ビルトインガレージを設ける場合、1階部分の壁の量が少なくなり、大きな開口部ができるため、構造的な補強が必須となります。
- 鉄骨造やRC(鉄筋コンクリート)造を採用する:
木造よりも強度が高く、大開口の設計に適しています。 - 木造の場合は構造計算を徹底する:
耐震性の高いSE構法などを採用し、綿密な構造計算を行うことで、木造でも十分な強度を確保できます。
ハビタットのこだわり
株式会社ハビタットでは、お客様の安全を第一に考え、一棟一棟、綿密な構造計算を実施しています。デザイン性だけでなく、耐震等級3(最高等級)を基準とした、安心・安全な住まいづくりをお約束します。
【ハビタット施工事例】動画で見るビルトインガレージのある暮らし
言葉だけでは伝わらないビルトインガレージの魅力を、ハビタットが手掛けた実際の施工事例のルームツアー動画でご体感ください。
今回ご紹介するのは、東京都杉並区浜田山の閑静な住宅街に佇む、和モダンテイストの邸宅です。
▼この動画の見どころポイント
- 圧巻の大空間ガレージ (2:20~):
大型車を2台駐車しても余裕のある広さを確保。奥には電気自動車用のEVコンセントも完備しており、将来のカーライフの変化にも対応できます。 - 室内との繋がり (3:02~):
ガレージから玄関ポーチへは雨に濡れずに入れるのはもちろん、室内からも大きなFIX窓を通して愛車を眺められる設計になっています。 - 重厚感と温かみが融合したデザイン:
外壁材とアルミスパンドレルを組み合わせたクールな内装が、愛車をより一層引き立てます。
このように、ハビタットではお客様一人ひとりの「好き」という想いを大切に、デザイン性と機能性を両立させた注文住宅をご提案しています。
気になる費用は?ビルトインガレージの価格相場
ビルトインガレージを設置する場合、坪単価50万円~80万円程度が追加費用の目安となります。例えば、車1台分の一般的なスペース(約5坪)であれば、250万円~400万円が相場です。
ただし、これはあくまで目安であり、以下の要素によって費用は大きく変動します。
- シャッターの種類:
- 手動シャッター:比較的安価。
- 電動シャッター:高価になるが、利便性・静音性に優れる。デザイン性の高いオーバースライダータイプなどはさらに高額になります。
- 内装の仕上げ:
- 壁紙や構造用合板など、シンプルな仕上げはコストを抑えられます。
- タイルやデザイン性の高いサイディングなど、こだわりの素材を使うと費用は上がります。
- 追加する設備:
- EV充電用コンセント
- 水道(洗車用)
- 照明(スポットライト、間接照明など)
- 換気扇
- 収納棚の造作
- 空調設備
費用を考える際は、初期費用だけでなく、長期的なメンテナンスコストや固定資産税も含めて総合的に判断することが重要です。
※本記事でご紹介した費用は一般的な目安であり、実際の金額は建築条件・仕様・地域によって大きく異なります。具体的な費用については、必ず施工会社や設計事務所にご確認ください。
【プロが伝授】後悔しないビルトインガレージ設計のポイント5選
最後に、理想のガレージライフを実現するために、設計段階で押さえておくべき5つの重要なポイントをご紹介します。

1. ガレージの「広さ」と「高さ」は将来を見越して決める
現在乗っている車のサイズだけで決めると、将来車を買い替えた際に「入らない…」という事態になりかねません。
- 幅:
ドアを全開にできるか、乗り降りや荷物の出し入れはスムーズかを確認。自転車やバイクも置く場合は、その分のスペースも考慮しましょう。 - 奥行き:
トランクの開閉や、ガレージ内での作業スペースを確保できる長さを考えましょう。 - 高さ:
ワンボックスカーやSUVなど、車高の高い車に乗り換える可能性も考慮して、余裕のある高さを設定することが大切です。
2. 「生活動線」と「家事動線」を意識した間取りに
ガレージと室内との繋がりは、暮らしやすさを大きく左右します。
- 玄関へのアクセス:
ガレージから直接玄関やシューズインクロークに入れる動線は、雨の日に非常に便利です。 - キッチンやパントリーへのアクセス:
買い物帰りの荷物をスムーズに運び込める動線を確保すると、家事の負担が軽減されます。 - 収納との連携:
アウトドア用品やベビーカーなどをガレージに収納する場合、外部収納やシューズインクロークとの連携を考慮すると便利です。
3. 必要な設備をリストアップし、コンセントの位置までこだわる
後から追加するのが難しい設備は、設計段階で漏れなく計画しましょう。
- コンセント:
EV充電用、掃除機、電動工具用など、どこで何を使うかを具体的にシミュレーションし、適切な数と位置に設置します。 - 照明:
全体を照らす照明だけでなく、手元を照らす作業灯や、愛車をライトアップするスポットライトなど、目的に合わせた照明計画を立てましょう。 - 水道設備:
温水も出るようにしておくと、冬場の洗車が楽になります。 - 換気扇:
排気ガス対策として必須です。人感センサー付きにすると消し忘れがありません。
4. シャッターの種類は「機能性」「デザイン性」「静音性」で選ぶ
シャッターはガレージの「顔」とも言える重要なパーツです。
- オーバースライダータイプ:
天井に沿ってパネルが収納されるタイプ。デザイン性が高く、開閉スピードが速いのが特徴です。 - 巻き取り(シャッター)タイプ:
一般的なタイプで、比較的安価。静音性に優れたモデルもあります。 - 素材:
アルミ製、スチール製、木製などがあり、デザインやメンテナンス性が異なります。外観全体のデザインと調和するものを選びましょう。
5. 豊富な実績と高い提案力を持つ施工会社をパートナーに選ぶ
ビルトインガレージのある注文住宅は、デザイン性と構造的な安全性の両立が求められる、非常に難易度の高い建築です。
良い会社を見極めるポイント
- ビルトインガレージの施工実績があるか?
- こちらの要望に対し、メリットだけでなくデメリットやリスクもきちんと説明してくれるか?
- 構造計算や耐震性について、明確な根拠を持って説明できるか?
- 私たちのライフスタイルを理解し、+αの提案をしてくれるか?
表面的なデザインだけでなく、あなたのこだわりや将来の暮らしまで見据えた提案をしてくれる、信頼できるパートナーを見つけることが、後悔しない家づくりの最大の鍵となります。
まとめ:ビルトインガレージは、信頼できるパートナーと共に創る夢の空間
ビルトインガレージは、車やバイクを愛する人にとって、日々の暮らしを何倍にも豊かにしてくれる夢の空間です。愛車を守り、天候に左右されない快適さを提供し、趣味の可能性を無限に広げてくれます。
しかし、その夢を実現するためには、居住性や安全性、費用といった現実的な課題を一つひとつクリアしていく必要があります。そのためには、お客様の「好き」という情熱に寄り添い、豊富な経験と確かな技術力でそれを形にしてくれる、プロフェッショナルなパートナーの存在が不可欠です。
私たち株式会社ハビタットは、横浜・神奈川・東京エリアで、お客様一人ひとりのこだわりを詰め込んだ「特別な住まい」を創り続けてきました。もしあなたがビルトインガレージのある暮らしに少しでも興味をお持ちなら、ぜひ一度、私たちにあなたの夢をお聞かせください。
ハビタットが手掛けた「特別な住まい」のデザインや、
具体的な価格帯が分かる最新のカタログをご用意しました。
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