横浜市港北区で注文住宅を。知らないと損する土地相場のリアルと賢い土地の探し方

「子どもの成長に合わせて、横浜でゆとりのある暮らしをしたい」
「デザインも性能も妥協しない、自分たちらしい注文住宅を建てたい」
そんな想いを抱き、住み替えの候補地として横浜市港北区を検討している方も多いのではないでしょうか。東急東横線や横浜市営地下鉄グリーンラインに加え、東急新横浜線の開業で都心へのアクセスが飛躍的に向上し、ますます注目を集める港北区。しかし、その人気の高さゆえに「希望の土地が見つからない」「土地の価格相場が分からず、予算感が掴めない」といった悩みの声も少なくありません。
土地探しは、注文住宅づくりの成功を左右する最も重要なステップです。そして、高価な買い物だからこそ、「安かろう悪かろう」は絶対に避けたいもの。価格と品質のバランスを見極め、長期的な視点で資産価値のある土地を選ぶには、プロの視点が不可欠です。
この記事では、横浜エリアの注文住宅に精通した私たちハビタットが、以下の内容を詳しく解説します。
- なぜ今、横浜市港北区が注文住宅の地として選ばれるのか
- 【2025年最新データ】港北区のリアルな土地相場と価格動向
- 相場より好条件で土地を見つけるためのプロの視点
- 購入後に後悔しないための重要チェックポイント
この記事を読めば、港北区における土地探しの具体的な進め方が明確になり、数ある選択肢の中から本質的に信頼できるパートナーを見抜くための基準が分かります。ぜひ最後までご覧いただき、後悔しない家づくりの第一歩を踏み出してください。
暮らしやすさと将来性。横浜市港北区が注文住宅の地に選ばれる3つの理由

多くのファミリー層から絶大な支持を得る港北区。まずは、その人気の理由を「交通利便性」「生活環境」「将来性」の3つの観点から見ていきましょう。
1. 都心へも、横浜中心部へも。圧倒的な交通利便性
港北区の最大の魅力は、その交通ネットワークの豊かさにあります。
- 東急東横線・目黒線:
日吉駅や綱島駅、大倉山駅からは、渋谷・目黒方面へ乗り換えなしでアクセス可能。通勤・通学に非常に便利です。 - 横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン:
新横浜駅やセンター北・南(隣接する都筑区)へのアクセスを容易にし、横浜市内の移動をスムーズにします。 - JR横浜線・東海道新幹線:
新横浜駅を利用すれば、出張や旅行の際の移動も快適です。
そして、相鉄・東急新横浜線の存在が、港北区の価値をさらに高めました。新横浜駅から都心方面、そして相鉄線方面へのアクセスが格段に向上し、交通の結節点としての役割はますます重要になっています。
2. 家族の毎日を彩る、充実した生活環境
大型商業施設から緑豊かな公園まで、港北区には家族の暮らしを豊かにする環境が整っています。
- 商業施設:
「トレッサ横浜」や「ららぽーと横浜」(隣接する都筑区)のような大型ショッピングモールがあり、日常の買い物から休日のレジャーまで楽しめます。 - 公園・緑地:
広大な敷地を誇る「新横浜公園」や「岸根公園」など、子どもたちがのびのびと遊べる場所が豊富です。少し足を延せば「こどもの国」もあり、自然と触れ合う機会に恵まれています。 - 子育て支援:
港北区は子育て支援にも力を入れており、地域の子育て支援拠点や相談窓口も充実。安心して子育てができる環境が魅力です。
3. 再開発が続く、進化し続ける街の将来性
新横浜駅周辺や綱島駅東口など、区内各所で再開発が進められている点も大きな魅力です。綱島駅東口には新たな駅ビルが誕生し、綱島街道の拡幅事業も進行中。街が継続的に発展していく将来性は、住宅の資産価値という観点からも非常に重要なポイントと言えるでしょう。
【2025年最新版】横浜市港北区のリアルな土地相場

では、実際に港北区で注文住宅を建てるための土地は、どのくらいの価格なのでしょうか。ここでは、公的なデータや市場の動向を基に、最新の土地相場を詳しく解説します。
まずは基本を理解。「公示地価」と「実勢価格」の違い
土地の価格にはいくつかの指標がありますが、代表的なものが「公示地価」と「実勢価格」です。
- 公示地価:
国土交通省が毎年1月1日時点の土地の正常な価格を公表するもの。土地取引の客観的な指標となります。 - 実勢価格:
実際に市場で取引が成立した価格のこと。需要と供給のバランスによって変動するため、公示地価よりも高くなる傾向があります。
注文住宅の土地探しで最も重要になるのは、この「実勢価格」です。 広告やインターネットに掲載されている土地の価格は、この実勢価格に基づいています。
港北区全体の土地相場と近年の動向
最新のデータによると、横浜市港北区の平均的な土地の坪単価は約143.8万円(※)が目安となります。
※出典:SUUMO関東版「横浜市港北区(神奈川県)の土地価格相場情報」(2025/10/03現在)
東急新横浜線の開業や再開発への期待感から、港北区の地価は近年上昇傾向にあります。特に駅からのアクセスが良いエリアや、住環境の整ったエリアでは、その傾向が顕著です。
主要駅別・坪単価比較マップ
港北区と一言で言っても、エリアによって土地の価格は大きく異なります。ここでは、主要な駅周辺の坪単価の目安を見てみましょう。
エリア(最寄り駅) | 坪単価の目安 | 特徴 |
日吉・綱島 | 180万円~250万円以上 | 東横線特急停車駅。慶應義塾大学があり、学生街の活気と閑静な住宅街が共存。再開発が進む綱島も人気が高い。 |
大倉山 | 170万円~230万円 | ギリシャ風の建築様式が美しい商店街が特徴。落ち着いた雰囲気で、ファミリー層に根強い人気を誇る。 |
菊名・妙蓮寺 | 160万円~220万円 | JR横浜線と東横線が乗り入れる交通の要所。駅周辺は商店街が充実し、生活利便性が高い。 |
新横浜・小机 | 130万円~190万円 | 新幹線停車駅であり、ビジネス街のイメージが強いが、駅から少し離れると閑静な住宅地が広がる。 |
※上記はあくまで目安です。土地の形状、前面道路の幅、用途地域など、様々な条件によって価格は変動します。
なぜ価格差が生まれるのか?土地の価値を決める要因
同じ駅の周辺でも、土地の価格に差が生まれるのはなぜでしょうか。その主な要因は以下の通りです。
- 用途地域:
建築できる建物の種類や大きさが定められています。商業地域は利便性が高い分、価格も高くなる傾向があります。 - 土地の形状:
正方形や長方形の「整形地」は設計しやすく人気ですが、「旗竿地」や「不整形地」は割安になることがあります。 - 接道条件:
道路に接している方角や幅によって、日当たりや車の出し入れのしやすさが変わります。特に南側道路の土地は人気が高いです。 - 高低差・地形:
坂の途中にある土地や、擁壁が必要な土地は、造成費用が別途かかるため、価格が抑えられている場合があります。
これらの条件を正しく評価し、自分たちの理想の家が建てられる土地かどうかを判断するには、専門的な知識が不可欠です。
相場より安く良い土地を見つける。実践すべき4つの視点

「人気の港北区で、予算内で理想の土地を見つけるのは難しいのでは…」と不安に思うかもしれません。しかし、以下の視点を持つことで、選択肢は大きく広がります。
1. 「未公開物件」こそが狙い目。信頼できる工務店に相談するメリット
インターネットや不動産情報サイトに掲載されている土地は、全体のほんの一部です。本当に条件の良い土地は、一般に公開される前に買い手が決まってしまう「未公開物件」であることが少なくありません。
私たちのような地域に根差した工務店は、地元の不動産業者と密なネットワークを築いています。お客様のご要望を事前にお伺いしておくことで、条件に合う未公開物件情報をいち早くご紹介することが可能です。土地探しを始める際は、まず信頼できる工務店に相談することが、成功への近道となります。
2. 「土地の個性」を活かす設計力という選択肢
一見すると条件が悪いように見える土地も、設計力次第で魅力的な住まいに生まれ変わることがあります。
例えば、以下のような土地は相場よりも安く購入できる可能性があります。
- 旗竿地:
専用の通路(竿)の奥に敷地(旗)がある土地。プライバシーを確保しやすいというメリットもあります。 - 不整形地(変形地):
三角形や台形など、四角形でない土地。デッドスペースを活かした個性的なプランニングが可能です。 - 高低差のある土地:
スキップフロアや地下室を設けるなど、立体的な空間設計を楽しめます。
これらの土地のポテンシャルを最大限に引き出せるかどうかは、設計士の腕の見せ所です。ハビタットでは、数々の実績で培った設計力で、どんな土地でもお客様の「理想以上」の住まいをご提案します。
3. 「古家付き土地」のメリット・デメリットを見極める
「古家付き土地」とは、古い建物が建ったままの状態で販売されている土地のことです。更地よりも価格が抑えられていることが多く、魅力的な選択肢の一つです。
- メリット:
- 周辺の土地相場より割安な場合がある。
- 既存の建物を参考に、新居での暮らしをイメージしやすい。
- インフラ(水道・ガス)が既に引き込まれていることが多い。
- デメリット・注意点:
- 解体費用が別途必要になる。(木造住宅の場合、坪あたり4~6万円が目安)
- 地中に予期せぬ埋設物が見つかり、撤去費用がかかるリスクがある。
- 建て替えの際に、現行の建築基準法によってセットバック(敷地後退)が必要になる場合がある。
古家付き土地を検討する際は、解体費用や潜在的なリスクも考慮した上で、資金計画を立てることが重要です。
4. エリアの固定観念を外してみる
「絶対に日吉駅の徒歩圏内」のように条件を絞り込みすぎると、選択肢が狭まり、土地探しが難航することがあります。希望エリアの隣の駅や、バス便の利用も視野に入れるだけで、好条件の土地が見つかる可能性は格段に上がります。自分たちのライフスタイルにとって、本当に譲れない条件は何かを整理し、優先順位をつけておくことが大切です。
契約前に必ず確認!土地購入で後悔しないための重要チェックリスト

理想の土地が見つかったら、契約前に必ず確認しておくべきことがあります。これらを怠ると、後で「希望の家が建てられない」「想定外の費用がかかった」といったトラブルにつながりかねません。
1. 法規制:希望の大きさ・高さの家が建てられるか?
土地には、建築基準法や都市計画法によって様々な規制がかけられています。特に重要なのが以下の3つです。
- 建ぺい率:敷地面積に対する建築面積の割合。
- 容積率:敷地面積に対する延床面積の割合。
- 各種制限(斜線制限・高さ制限など):建物の高さや形状を制限するもの。
これらの規制は、土地の資料(公図や測量図)だけでは読み解くのが難しい場合があります。必ず、家づくりのプロに相談し、自分たちが希望する規模の家が建てられるかを確認してもらいましょう。
2. 災害リスク:ハザードマップで安全性を確認
安心して長く暮らすためには、災害リスクの確認も欠かせません。各自治体が公表しているハザードマップで、以下の情報を確認しましょう。
- 洪水浸水想定区域:河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域。
- 土砂災害警戒区域:がけ崩れなどのリスクがある区域。
- 地震に関する情報:液状化のリスクや、揺れやすさマップなど。
これらの情報を基に、地盤改良の必要性や、基礎の仕様などを検討することが重要です。
3. 周辺環境:時間帯や曜日を変えて現地を歩く
土地の周辺環境は、日々の暮らしの快適さを大きく左右します。地図上だけでは分からない現地の雰囲気を、必ず自分の足で確かめましょう。
- 平日の朝・昼・夜、休日と、異なる時間帯や曜日に訪れる。
- 最寄り駅からの実際の道のりを歩き、坂道の有無や街灯の整備状況を確認する。
- 周辺の建物の状況(日当たりを遮る建物はないか、近隣の窓の位置など)。
- 騒音や臭いの有無(近くに工場や幹線道路はないか)。
- 地域の雰囲気(子育て世帯が多いか、ごみ出しのルールは守られているかなど)。
4. インフラ:ライフラインは整備されているか?
電気・ガス・上下水道といったライフラインの整備状況も重要です。
- 水道:公営水道か、井戸か。前面道路に水道管が埋設されているか。
- ガス:都市ガスか、プロパンガスか。都市ガスの場合、敷地内への引き込み工事が必要か。
- 排水:公共下水道か、浄化槽か。
特に、前面道路にガス管や水道管が来ていない場合、引き込みに高額な費用がかかるケースがあるため、事前の確認が必須です。
まとめ:港北区での理想の家づくりは、信頼できるパートナー探しから
今回は、横浜市港北区の土地相場と、後悔しないための土地探しのポイントについて、詳しく解説しました。
- 港北区は交通・生活利便性と将来性を兼ね備えた人気のエリア
- 土地相場は上昇傾向にあるが、エリアや条件によって価格は様々
- プロの視点(未公開物件、設計力、古家付き土地など)で選択肢は広がる
- 契約前には法規制や災害リスク、周辺環境などの入念なチェックが不可欠
人気のエリアである港北区での土地探しは、決して簡単ではありません。複雑な法規制を読み解き、土地の価値を正しく見極め、ときには「土地の個性」を活かす設計力を駆使する必要があります。だからこそ、土地探しと家づくりをトータルで任せられる、信頼できるパートナー(工務店)の存在が何よりも重要になるのです。
▼理想の土地との出会い方はこちらの記事も参考に!
株式会社ハビタットは、横浜・神奈川・東京エリアで、お客様一人ひとりの「特別な住まい」を創り上げてきた工務店です。私たちは、デザイン性や住宅性能はもちろんのこと、お客様のライフプランに寄り添った土地探しもサポートいたします。
私たちの強みは、土地のポテンシャルを最大限に引き出すプランをご提案できることです。「この土地なら、こんなに素敵な家が建てられます」という具体的なイメージを持っていただくことで、お客様は安心して土地の購入を決断することができます。
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