「窓の、この周りの枠の部分をもっとスッキリさせたいんです」
「ガラスとガラスの間の…あの銀色の棒が見えるのが気になって…」
注文住宅の打ち合わせで、希望を伝えるとき、建築について知らないと「窓の部位の名称」が分からずにモヤモヤすることがあります。
「あれ」「これ」でも会話は進みますが、正確な名称を知っていると、デザインの細かなニュアンスや、断熱性能に関わる重要なスペックの確認が驚くほどスムーズになります。特に、こだわりの注文住宅を建てるなら、窓は家の「性能」と「美しさ」を左右する最重要パーツの一つです。
この記事では、横浜・神奈川で数多くの「特別な住まい」を手掛けてきた株式会社ハビタットが、窓の部位名称から構造、種類までを【図解】のイメージで分かりやすく解説します。
これさえ読めば、理想の窓辺を実現するための知識が身につきます!
窓の基本構造:まずは「全体像」をつかもう
まずは、窓全体の大きな構造を理解しましょう。私たちが普段「窓」と呼んでいるものは、建築用語では「サッシ」や「開口部」と呼ばれることが多いです。
大きく分けると、窓は以下の2つの要素で成り立っています。

- 枠
壁に埋め込まれて固定されている部分。 - 障子
ガラスがはめ込まれた、可動する(または固定された)建具本体部分。
「サッシ」とはどこを指す?
一般的に「サッシ」と言うと、ガラス以外の金属(または樹脂)のフレーム部分全体を指す方が多いんじゃないでしょうか。しかし、厳密には「サッシ=建具(障子)部分」を指し、「枠」とは区別されることもあります。
【図解】これで伝わる!窓の部位名称・詳細ガイド
ここでは、より細かい部位の名称を解説します。「掃除のときに気になっていたあの部分」や「デザインを左右するあの部分」の名前をチェックしてみましょう。
框(かまち)
ガラスを四方から囲んでいる部材のことです。

- 上框(うえかまち)
上部の部材 - 下框(したかまち)
下部の部材 - 縦框(たてかまち)
左右の縦の部材
デザインにこだわる方は、この「框(かまち)」の細さ(見付寸法)にも注目!框が細いほどガラス面が大きくなり、景色を切り取るようなスタイリッシュな印象になります。LIXILやYKKAPには、薄いフレームのサッシもあります。
クレセント

引き違い窓などで使われる、三日月形(クレセント)の鍵(ロック金物)のことです。
- 最近では、デザイン性を高めるために、框の中に埋め込まれて外から見えない「コンシールド・ロック」なども登場しています。
レール

引き違い窓の下枠にある、障子をスライドさせるための溝や突起です。
- 掃除のしやすさを重視する方は、「フラットレール」や「下枠の段差が少ないタイプ」を選ぶと、ゴミが溜まりにくく、メンテナンスが楽になります。
アングル
窓枠(サッシ枠)の内側についている、室内側の木枠(額縁)を取り付けるためのL字型の金物です。
- 「アングル付き」と「アングル無し」があり、壁の納まり(クロス巻き込みか、木枠ありかなど)によって使い分けます。
性能のカギを握る!「ガラス」と「スペーサー」の名称
窓の性能(断熱・遮熱)は、サッシの素材だけでなく、ガラスの構成によって大きく変わります。
ペアガラス(複層ガラス)

2枚のガラスの間に空気(またはガス)の層を設けたガラス。現在の新築住宅では標準的な仕様です。
Low-Eガラス

ガラスの表面に特殊な金属膜をコーティングし、遮熱・断熱効果を高めたもの。
- 遮熱タイプ
夏の日差しをカットする(西日対策などに有効)。 - 断熱タイプ
冬の暖房熱を逃がさない(寒さ対策に有効)。
トリプルガラス

ガラスを3枚使い、空気層を2つ作ったもの。極めて高い断熱性能を持ち、寒冷地や、性能重視の注文住宅(ZEH基準など)で採用が増えています。
スペーサー
複層ガラスの、ガラスとガラスの間隔を保持するための部材です。実はここが「隠れた重要ポイント」です。
- アルミスペーサー
一般的ですが、金属なので熱を伝えやすく、ここから結露が発生しやすい。 - 樹脂スペーサー
熱を伝えにくい樹脂製。結露を抑え、断熱性能を底上げします。
デザインが変わる!主な窓の「開き方」と名称
窓の名称は「開き方」によっても分類されます。部位の名前とセットで覚えておくと便利です。
引き違い窓

左右にスライドして開閉する、日本で最も一般的な窓。
- メリット
開口部を大きく取れる、カーテンの選択肢が広い。 - デメリット
気密性がやや劣る、デザインが平凡になりがち。
すべり出し窓(縦すべり/横すべり)

ハンドルを回したり押し出したりして、枠に沿って滑るように開く窓。
- 縦すべり出し窓
ドアのように開き、外の風を室内に取り込む効果が高い(ウィンドキャッチ効果)。 - 横すべり出し窓
下側が開き、雨が入りにくい構造。お風呂やトイレによく使われます。 - メリット
気密性が高い(閉めるときにグッと密着する構造のため)。
FIX窓/はめ殺し窓

開閉できない、ガラスが固定された窓。
- 用途
採光(光を取り入れる)や、景色を絵画のように切り取る「ピクチャーウィンドウ」として使われます。 - メリット
余計な枠やハンドルがないため、最もスッキリとして美しい。
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横浜での家づくり、窓選びで「失敗しない」ために
窓の名称や種類が分かってくると、「性能」と「コスト」のバランスが気になり始めるはずです。
- 「トリプルガラスにしたいけど、予算オーバーにならない?」
- 「横浜の気候なら、どこまでスペックを上げればいいの?」
実は、窓は家の総額に大きく影響するパーツの一つです。性能を上げれば快適になりますが、その分費用も上がります。大切なのは「全体の予算感」の中で、どこにコストをかけるかを見極めることです。
以下の記事では、横浜で注文住宅を建てる際のリアルな「相場」と、予算オーバーを防ぐための「隠れコスト」について徹底解説しています。窓のグレードアップを検討する前に、ぜひ一度目を通してみてください。
「窓」の選ぶ際の考え方
単に「カタログから窓を選ぶ」のではなく、その土地の環境やお客様の暮らしに合わせて窓を設計(デザイン)します。
- 景色を切り取る
横浜は坂の多い街です。高台からの眺望や、隣地の緑を借景として取り込むために、あえて「枠の存在感を消した特注のFIX窓」をご提案することがあります。 - 光と風を操る
住宅密集地でも明るさを確保するために、「ハイサイドライト(高窓)」や「トップライト(天窓)」を効果的に配置します。 - 快適性を守る
デザインだけでなく、「樹脂サッシ」や「Low-Eガラス」を標準的に採用し、夏涼しく冬暖かい、結露知らずの快適な空間を実現します。
まとめ:正しい名称を知れば、家づくりはもっと楽しくなる
窓の部位名称や構造を知ることは、単なる知識自慢ではありません。それは、理想の家をつくるための知識を持つということです。
- 「サッシの框をもっと細くしたい」
- 「結露が嫌だから、樹脂スペーサーに変えられますか?」
- 「ここは風を通したいから、縦すべり出し窓がいいです」
このように具体的に要望を伝えることができれば、あなたの家づくりは間違いなく成功に近づきます。
それでも、「やっぱり専門的なことは難しい」「私たちの土地に最適な窓の配置を提案してほしい」と感じたら、ぜひ私たちハビタットに頼ってください。
※この記事は、株式会社ハビタットのインテリアコーディネーターが監修しています。
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- YKK AP「窓の教科書」
